第一章
パーソナルイヤー5「変化の年」の流れ
パーソナルイヤー5は、九年の巡りのちょうど真ん中で、大きく流れが変わる一年です。数秘術で5は自由と変化の数。転職、引っ越し、旅、出会いと別れと、暮らしのいろいろな場面が動きやすいと見ます。予定通りにいかないことが増えますが、それ自体がこの年の正解と伝えられています。
4の年に固めた土台があるからこそ、5の年には古い枠を手放して自由に動けます。これまでのやり方に縛られず、新しい場所や考え方に触れてみてください。ただし、変化の勢いに任せて決めたことが、あとで負担になることも。衝動的な決断と浪費だけは「一晩おく」という決まりで守ることが勧められます。
たとえば、転勤の話が急に持ち上がる、旅先で訪れた土地に心惹かれる、長く続けてきた習いごとを辞めたくなる。5の年は、そうした予期しない出来事や心の変化が重なりやすい一年です。驚いたり迷ったりしながらも、新しい景色に一歩踏み出してみることで、これまで知らなかった自分に出会えると考えられています。
第二章
2026年・2027年にパーソナルイヤー5になる人
2026年にパーソナルイヤー5になるのは、誕生月と日の各桁を足して一桁にした数が4の人です。たとえば7月6日生まれなら、7+6+2+0+2+6=23、2+3=5で、2026年は変化の年にあたります。2025年は4「固める年」、2027年は6「結ぶ年」へ進みます。
2027年に5になるのは、誕生月と日の数が3の人です。たとえば1月20日生まれなら、1+2+0+2+0+2+7=14、1+4=5。2026年に足元を固めた人が、2027年にその土台の上で大きく動き出す流れになります。
4の年から5の年への移り変わりは、閉じていた窓を開け放つような感覚にたとえられます。前の年に整えた土台があれば、変化の風が吹いても足元は揺らぎにくいはず。年明けに落ち着かなさを感じたら、それは新しい動きが始まる前ぶれと受け止めてください。
第三章
恋愛:思いがけない出会いと、勢いの告白
5の年の恋愛は、思いがけない出会いや心変わりが起きやすいと解釈します。旅先で知り合った人、新しい職場の同僚、いつもと違う道で入った店。変化の多い年だからこそ、予想もしなかった場所で縁が生まれます。新しい環境に身を置くことが、出会いへの近道になる年です。
一方で、気持ちが大きく揺れやすい年でもあります。勢いで告白したくなったら、一晩おいてから改めて考えてみてください。恋人がいる人は、マンネリを感じやすい時期かもしれません。別れを急ぐより、二人で新しい体験をしてみることで、関係が生まれ変わることもあります。
第四章
仕事:転職や異動の話は、条件を並べて比べる
仕事では、転職や異動の話が舞い込みやすい年と読みます。思いがけない誘い、組織の変更、新しい部署への配属。変化を拒まず、まずは話を聞いてみることが、この年の流れに沿った姿勢です。
ただ、変化の年だからといって、すべての話に飛びつく必要はありません。条件を書き出して並べ、今の仕事と比べてみること。即決せず、一晩おいてから返事をするだけで、勢いに流されずに選べます。変わることを選んでも、変わらないことを選んでも、自分で比べて決めたという納得が、この年の大きな財産になります。
第五章
お金:衝動買いと即決の契約に注意
お金については、衝動買いと即決の契約に気をつけたい年といわれます。旅行、引っ越し、新しい趣味と、出費のきっかけが多い年。欲しいものが見つかったら、一晩おいてから決めるという決まりを持っておくと安心です。
変化の年は、お金の流れが大きくなりやすい一方で、予定外の出費も起こりがちです。引っ越しや転職を控えているなら、少し余裕を持った資金計画を立てておくこと。身軽に動くためには、手元にゆとりを残しておくことも大切だとされます。
第六章
人間関係:新しい環境の人と、縁が広がる
人間関係では、新しい環境の人と縁が広がる年と見ます。異動先の同僚、引っ越し先の近所の人、旅で出会った人。誘いには気軽に乗ってみてください。これまでの付き合いの外側にいる人が、新しい視点を運んでくれます。
その一方で、出会いと同じくらい別れも起きやすい年です。環境が変われば、自然と疎遠になる人もいます。それを悲しみすぎず、また会える縁は残ると考えて、軽やかに見送ってください。変化の年の別れは、新しい出会いのための場所を空けてくれると考えられています。
第七章
5の年の月の巡り:3月と12月が収穫、5月が始動
パーソナルイヤー5の年は、1月が6「責任」、2月が7「内省」で始まり、3月に8「収穫」、4月に9「完了」、5月に1「始動」が巡ってきます。年明けは身近な人のことや自分の内側に時間を使い、3月に手応えを受け取ったあと、4月に区切りをつけて、5月から大きく動き出す流れです。
年の後半は、9月に5「転換」が重なり、変化がもっとも強まりやすい時期といわれます。そして12月に、もう一度8「収穫」が巡ってきます。一年のうちに収穫の月が二度ある年なので、春に始めた変化の実りを、年末にもう一度確かめてみてください。
変化の大きい年ほど、月ごとの節目を目印にすると迷いにくくなります。4月の完了の月で古いものに区切りをつけ、5月の始動の月から新しいことへ。この二か月を意識するだけでも、一年の動きに筋道が見えてきます。

















